粒子を混ぜたメディウムによるざらざらとした質感の赤い背景。ひび割れた青で描かれた思春期の娘。バーコードのような目。思春期の若者の脳の中は、希望と絶望で混沌としている。世界への畏怖と諦め、自分への愛と憎しみ、社会への期待と失望。それらは生命力そのものであり、世界への力です。粒子を混ぜ込んだざらざらした質感、力強くひび割れた画面。独自の、鉱物のようでもあり陶器のようでもある質感と、力強い色彩が、心に強い印象と未来への力を感じさせる作品です。青い仮額つき。仮額はドライバーで簡単に外すことが出来ます。写真は、仮額付きでないものと額つきのものを両方載せております。