使用画材はキャンバス、アクリル絵の具、ポスターカラーマーカー、色鉛筆、クレオロール、ラメを使用して描いています。
空間を題材に描いています。
認識している場所や日々生活する中で必要不可欠な場所、そしてお互いが干渉することもなくただそこに存在する空間など、私たちの周りには様々なものがあります。デジタル現代社会によってアナログだった場所や空間が忘れさられています。
その中で生きる私たちは、何を残しなくしていくのか今を生きる私自身が感じている問題をテーマに描きました。
人や物がなくなって、ただそこにある空間は色を感じにくく白や灰色、茶色など霞んだ空間が広がります。
周りにはたくさんの光や色などが重なり合っており、明るく照らしています。
この2つを合わせることで空間をまた再生利用する事、そしてそれによって新たな場所が生まれる様子を色で表現しています。