タイトルはコロナ禍によく耳にした言葉。ヒト気がなくなった時、
それでも家は変わらず建っていて、
ヒトの姿は見当たらないのに
家がその存在を感じさせた。そんな事を思いながら
窓から見える外の景色を眺めていると
まるで家が生きているように、
家に顔があるように思えてきた。1軒ずつ、それぞれに違う顔。それらは私には、とても凛とした顔つきに見えた。家から出られないと思ってしまうと
落ち込んでしまうけど、
仕事で忙しくしていた人たちは
家族との時間が増えたかもしれない。悲しいこともたくさんあったけど、
家から出られないから出来た事も、
救われた事もきっとたくさんあった。どんな事が起きても、自分の考え方ひとつで
世界は大きく変わって見える。変えられるかどうかは自分次第。この絵の中の家々たちは
皆さんにはどんな顔に見えますか。見る度に、その時々の感情によって
見え方が変わって見えていましたら幸いです。