作者は「目に見えないけど、すぐそこにある大切なもの」を
線画で表現し、見た人にそれを気づかせると共に、
ポジティブな感情へと導いていく。
「 catch the wave = ナミに乗る 」という縁起の良い言葉のとおり、
飾っていて役に立てる絵を描きたいと生まれた作品。
そうは言っても波に乗れている時ばかりじゃないのが人生。
絵の中にも、波に乗れている子と、まだ乗れていないこれからの子がいる。
今がどちらの状況にあったとしても、波に向かって 挑戦している姿
そのものが とてもかっこいい。
何事も 「 続ける 」のはほんとうに難しい事で、
いくつになっても波を目指し続ける姿、そんな人を応援したい。
このフネのようなキャラクターは、タンポポの綿毛のように
あたまに羽根を生やしていて、ナミに乗ったその勢いで
空へも泳いで行けますようにと願いを込めた子です。