ガンムシュピアとは、長引く不眠の淵から生まれた非実在語である。疲労と恐怖と不安の増大が何ヵ月も続くと、ベッドに入り、毛布にくるまって眠りたくなるものである。忘却の海に誘うような夢を見たいものだ。しかし、あなたは眠りにつくことができない。眠りがないのです。あなたの支配力が強すぎて、あなたの体を眠らせないのです。
そんなつらい夜には、何か複雑なことを考えたり、未解決の状況に関する記憶が、頭の中に大量に集まってくる。それは、まるで城の建物のように、次々と積み重なり、今にも崩れ落ちそうなのだ。
2匹の巨大な蛇が城の中に入り込み、城を破壊し、中のものを食べ、暗闇と恐怖をもたらそうとしている。それはパニック発作の2匹の蛇、つまり死の恐怖とコントロールを手放すことへの恐怖である。
絵が展示されました。
2022年2月18日 第2巻第2号:スピリチュアリティ、アートブック、移動図書館、エアログラム芸術文化センター