目に見える変化、姿かたち、置かれた環境に適応して生きていく力。 生存のための生存競争。 今ここに存在する姿かたちが、競争に打ち勝って存在している。 この流れは日々刻々と続き、遅かれ早かれ淘汰される可能性を秘めている。 私の近くの山では、イノシシが生息域を広げ、住処を追われたイノシシもいる。 その結果、人の生活圏に侵入し、害獣として駆除されている。
また、絶滅の危機に瀕し、手厚く保護されている生物もいる。 人間には理想的な自然があり、それを自分たちの基準でいじっている。 しかし、これも一種の生存競争である。 神が存在し、啓示を示しているようなものだ。
何かが何かを支配している世界なのか。 それはわからないが、社会や倫理・道徳といった人間の感性に基づかない、本当に自然な状態を作るにはどうしたらいいのか。 そんなことを考えてしまう。 遠い未来、異なる世界、異なる環境が、異なる進化の形を生み出すのだろう。