キャンバスがなくなったから描かなかった。"COVIDの時に首を吊って戻ればよかった "という状態だった。新しいキャンバスを手に入れて絵を描き始めたら、急に幸せな気分になった。だから、私にとって絵を描くことは才能であると同時に呪いでもある。私は絵を描きながら生きている。そして絵を描かないときは、ただ夜を待つだけだ。 今日はGPSのエラーのおかげで、不思議な場所にいることに気がついた。賑やかな大都会の真ん中で発見するとは思ってもみなかったものだ。 作品はミクストメディアで描かれている。絵を描く前にテクスチャーを出すために、小さなガラス粒子が入ったテクスチャーペーストの層を塗り、平滑にするためにやすりをかける。オランダのアムステルダムのアクリル絵の具とイタリアのウニコ社製細目コットン・キャンバスを使用。仕上げはサテンニス。縁は背景色で塗られている。追加の額装は必要ない。私はこのシリーズを "Life in Avatar"(アバターの中の人生)と名付けた。