この作品では、自然の調和と、人間とネコの間の謎めいた親近感の両方を語る瞬間を捉えようと努めた。静謐な背景と、この静謐な領域の象徴的な守護者である猫たちの紛れもなく好奇心旺盛なまなざしが対照的だ。アクリル絵具と油絵具が漆と融合し、思索を誘う光景に生命を与えている。猫が君臨する国に入るだけで、戦争は起こらない。 猫は人間と違って自給自足の生き物だからだ。 絵を描く前に下塗りしたキャンバスに、小さなガラス粒子が入ったテクスチャー・ペーストを塗り、サンドペーパーで平滑に仕上げた。 オランダのアクリル絵具アムステルダムとイタリアのキャンバスtmウニコを使用。仕上げはサテンニス。端は背景色で塗られている。 シリーズ「アバターの中の人生」。木枠に張られたキャンバスに描かれ、発送される。絵画を保護するため、プチプチを何重にも巻いた段ボール箱に丁寧に梱包。作品にはサインが入っています。