私はウクライナのアーティストです。私の作品を買ってください。
私は自分のスタジオで展覧会のためのプロジェクトに取り組んでいました。私は希望と計画に満ちた、穏やかで整然とした生活を送っていました。
2月24日の朝、爆発音と戦争が始まったというメッセージで目を覚ましました。ロシアのロケット弾や爆弾はすでに市民の家を襲い、ロシア兵はウクライナの市民を撃ち、占領された都市に人道的輸送隊が到達するのを妨げ、そこから住民が避難するのを防いでいます。信じがたいことですが、私はすぐに創作を続けることを決意しました。私はキエフに留まり、絵を描き続けています。今はアトリエに行くこともできないので、わずかなスペースですが、自宅で制作しています。戦争は描けません。今書いている作品では、平和になったらどうなるんだろうという、人間の素朴な夢を描いています。
私は、夢は未来を具現化するものだと思っています。
本当に定義された未来はないけれど、自分が創った通りになるのだと信じて、未来を描いています。
サイレンが鳴り響いたとき、私は防空壕に逃げ込まず、絵を描き続けます。それが私を救い、破壊に抵抗する力を与えてくれます。また、残念なことに、配送には以前より時間がかかるかもしれません。おそらく丸1ヶ月かかると思いますが、もっと早くなることを願っています。
これは、ハイパーリアリズム・アート作品「Just Simple Things」シリーズの中の一枚で、私たちの周りにある、普段は気に留めないけれども、私たちの生活にしっかりと入り込んでいる日常的な物についての絵です。背景には、半抽象的な風景が描かれた絵があります。手前の木製のタブレットの上には、テーブルランプと赤いグラス、紙とフェルトペンが置かれています。今、書いていて、一瞬気を取られたような気がします。