作品名 "The Cloudy Mountain" 作家 Marc Sund ギャラリー Galerie Extrawurst, Augsburg 作品 キャンバス 60x50cm、アクリル、スプレーペイント フェーガールンド物語:フェーガールンドの雲に覆われた山々は、北のはるか彼方、永遠に続く氷の近くに横たわっている。この険しい地形は、寒さだけでなく、活発な火山や南からやってくる暖かい海にも支配されている。こうした状況が、雪山から目と鼻の先に美しいビーチを作り出している。フェーゲルンドのこの地域には、夜明けからここに住む原住民しか住んでいない。雲に覆われた山々の原住民は歓迎するが、外国からの訪問者を厳しく監視している。もし誰かが自分勝手な方法で自分たちの聖地を傷つける勇気があれば、彼らはためらうことなく彼らの戦士の精神を見せつけ、あるいは利用さえする。原住民たちは、この北の果てでフェーガルド政府からいかなる結果をもらっても、無意味な冒険でしかないことを知っている。原住民は何年でもこの土地に隠れることができるが、外国人はハイテク機器を装備していても、この極めて苛酷な地形では1ヶ月ともたないだろう。 作品について:この作品の最大のインスピレーションは母なる自然そのものだ。海岸線、海、土色の山は、さまざまなアーティスト・ナイフとアクリル絵の具を使って描かれ、シャープでエッジの効いた表情を生み出している。これはレモ・リエンハルトの絵からインスピレーションを得たものです。水の波は砕けたり流れたりするので、このシャープな表情が特に好きだ。背景の雲と青い火山は、柔らかな筆とアクリル絵の具を使って描かれ、風に乗って流れ、遠くに消えていく。火山は、2010年にアイスランドで起きた噴火にインスパイアされている。宇宙ステーションは、実は幾何学的に不可能な物体であり、M.C.エッシャーの多くの絵画にインスパイアされた目の錯覚である。ステーションは、スプレー塗料とさまざまなステンシルを使って制作した。当初は、ダリからインスピレーションを得たラクダが海をさまよう姿を描くつもりだったが、それは構図的に無理があった。手前の先住民の戦士は、実は私が以前描いたフェーガルドの絵のひとつ『Winter War』からのものだ。