このオレンジを書いたのは、ロシアが厳しい冬を迎えている12月でした。その色と香りに打たれて、夢にまで見た太陽のシチリアを思い出したのです。カーペットの飾りは、コーカサスとイタリアのナショナルカラーを繋いでいます。オレンジは明るい太陽のようだ。一方では明るいジューシーな果物、他方では氷のように冷たい吹雪、窓の外の雪と灰色の空という、独特の感情のコントラスト。ペースト状の技法により、質感のある作品に仕上がっています。キャンバスにアクリル画、40/60cm。ご不明な点がございましたら、メールにてお問い合わせください: lezginskayalezgi@gmail.com