私はフォーク、ナイフ、スプーンなどのカトラリーを使って絵を描き、筆の使用は最小限に抑えている。 食器を使って絵を描くことは、新鮮で魅惑的な視点から世界を認識することを可能にする強力なシンボルである。
キャンバスはテーブルとなり、皿となり、食べ物を見たり、聞いたり、感じたり、食べたりするときに生じる感情や味わいとなる。
EAT THE COLORSの作品を食べるように、キャンバスにカトラリーを置く。 キャンバスに描かれた色とテクスチャーは、食体験の喜びを体現する。スプーンを使って、綿菓子の甘くドリーミーな色合いをヨーグルトのようにすくい上げたイメージで表現した。