木質繊維にアクリル。
ワックスを使って絵を描くときは、素材の特性上、一筆ごとに考えなければなりませんでした。まず、どの色をどこに使うかを決めなければなりません。ワックスは絵の上だけでなく、筆の上でもすぐに乾いてしまうからです。ですから、アクリルを使うことは、自分の思いつきに沿って、流れに身を任せることができる瞑想的な活動なのです。このようにして、抽象的な有機的形態が私の無意識から生まれ、私の非常に強く、しばしば支配的な理性的な自己が意味を与え、完全な抽象化から引き上げてくれるのです。
この魚の絵は、ゲルダ・リプスキの絵からインスピレーションを受けたものです。
この作品は、請求書と署名入りの鑑定書を付けてお届けします。私はこの作品を、気泡緩衝材で丁寧に包まれたダンボール箱に入れ、絵画をダンボールで保護して発送します。