アクリルとアルコールインクで描かれた明るいポートレート、マスクのシリーズです。 マスクとは、一方では自分自身を見るため、他者に見せるためのイメージであり、他方では内面の経験や感情を隠そうとする変装でもあります。私は一連の作品の中で、各人の中にある謎めいた人格というトピックを取り上げます。仮面の存在は、人格の未解明な面や隠された感情を物語っているのです。構図的には、キャラクターはソーシャルネットワーク上で自撮りのポーズをとっています。 作品「An open conversation」は、声には出さないけれども空気中にあるものについてです。 マスクをしていると、リラックスして、自分の考えをオープンに発信することができるのです。お茶やコーヒーのカップは、会話のシンボルとして。吊り下げられたティーポットは、仮想環境を表現しています。