リメンバー・ミー?(2018)
私には、子供の頃の記憶に釘付けになった、孤独な家、巨大な木、そして小道のイメージが繰り返しあります。私はこのイメージを様々な場面で、驚くほど熱烈な親しみを持って描き続けていますが、不思議なことに、このイメージはどこにも属していません。そこで私は、もしかしたらこれは、人生を超えて保存された過去世の記憶である可能性があるのではないかと思い至りました。記憶は時間を越えられるのか?なぜ私たちはある記憶を他の記憶よりも強く覚えているのか?なぜこのイメージがあるのか?疑問は尽きません。だから今は、いつか....Iが思い出してくれることを願って、描き続けています。