この絵は、メビウスの帯をモチーフにしています。
メビウスの帯は、端と端を持ち、空間内の位置や距離・角度の概念とは無縁という驚くべき性質を持っています。今日のメビウスの帯は、科学的な仮説や理論を構築するために使われています(例えば、宇宙はメビウスの輪っかであるとか)。
写真は、メビウスの帯の2つの辺のように、収束したり発散したりする精神と物質のダイナミクスです。
精神が物質(脳)に変わり、物質が精神(意識)に変わるというように、メビウスの帯のように、存在は常に一方から他方に変わります。この原理は、デュオモニズムと呼ぶことができます。つまり、テープは1本しかありませんが、その主な特性は回転することです。テープの片面に「メンタリティ」、もう片面に「マター」と書くと、片面に沿って進むともう片面にたどり着きます。この面は反転します。反転は、一種の反転として宇宙を支える。Universum is inversum.