"太陽に届きさえすれば "は、未達成をテーマにしたアクリル画である。視点は、初めてダウンタウンに降り立ち、太陽を見ようと上を見上げているような感じだ。この絵の中には、カルガリーに実在する建物をもとに描かれたものもあるが、より現実的で真実味のあるものもあれば、別の方法で再構築されたものもある。この絵の中には、建物の間であれ窓の中であれ、たくさんの隠された意味、情景、細部、人物、小さな驚きがある。何カ月もかけてディテールを描き、ほぼ1カ月は窓枠を描くためだけに費やした。この絵には型紙もガイドも使わず、すべて手でゆっくり描いたり、パレットナイフで絵の具をキャンバスにこすりつけたりした。