パルヘリオンはこの作品を、雄羊の角を持つ天空の神ゼウス=アモン(または「ジュピター・アモン」)の抽象的な表現として描いています。この神は、ギリシャの神ゼウスと、エジプトの創造神アムン(隠された者)の特徴を併せ持つ融合神です。アクリル絵の具を使って、この天空の神の伝統的な対応関係である、アーチ型の空、風、雲、稲妻、そして富、繁栄、幸運を表現しています。パルヘリオンは、アクリル絵の具の速乾性が、力強さ、エネルギー、活動性を表現するのに非常に有効であると考えました。これは、スカイブルーの背景に空気と雲を象徴する絵の具の掃き出しと盛り上がり、王族のスカイファーザーに関連する色である紫と真紅(古代ローマ帝国の「パープル」)でパターンを作ることによって達成されました。彼は、この作品が見る人にこれらのコンセプトをもたらしてくれることを願っています。