このペインティングは「*Disclaimer」と題された2枚目の作品で、愛と滋養に満ちた自然を法という抑圧的な人工物で籠絡しようとする傾向をパロディするためにパーライオンが作った無意味な言葉を使っています。この言葉の元となったのは、パーライオンが数年前に読んだ、牛乳の箱に書かれた「中身に水を加えれば、牛乳としての法的基準を満たす製品になる」という法的な免責事項でした。その不条理な狭量さを示すために、何かを描かなければならないとすぐに思ったのです。この風刺の効いた言葉が気に入ったパーライオンは、最初からこの言葉を使った絵を何枚か制作するつもりでした。このキャンバスを手に入れた後、他の作品で使用していた色とりどりのアクリル絵の具を何鉢も使うことにし、何週間もかけてこの作品を完成させました。完成したときの喜びはひとしおです。