金色の石の表面を表現した作品です。この作品の特徴は、その質感です。この作品を触ると、石の表面を触っているようなざらざらした感触が伝わってきます。私は石の表面をできるだけキャンバスに移動させたかったのです。視覚的な表現だけでなく、視覚と感覚の両方を満足させたかったのです。この作品はいくつかのステップを経て制作されました。一次石膏で石の粒を彫刻し、二次石膏でアクリルで石を彫刻し、三次で数種類の石粉で石の感じを強調し、最後にニスを薄く塗ったり厚く塗ったりして石の感じをより立体的に表現しています。これからも、不可能を可能にする創造の道を歩んでいきたいと思います。