ブッダの最初のサマーディ(集中)(2022年)。35.7 X 50.7 cm。フローラ紙にミクストメディア(昆虫の部分はグリッター水彩で着色)。 若い王子だったシッダールタ(ブッダの名)は、畑に連れて行かれ、耕作競争を目撃した。そこで彼は、汗をかきながら力いっぱい働く男たちや、空から舞い降りてきて虫を食べる鳥たちを目の当たりにした。釈尊はやがて、これらの出来事に圧倒され、人間生活の悲惨さと死の不可避性を感じた。彼はコンテストを離れ、リンゴの木を見つけるまでさまよった。彼はこの木の下に座り、トランス状態に入った。この出来事は、その後の "ブッダ(樹下觀耕)の第一三昧(集中)"と呼ばれる瞑想の前兆であった。私にとって、食虫植物は美しく神秘的であると同時に、シッダールタ王子が直面した厳しい現実を思い起こさせる。