この作品は、江戸時代の17世紀から18世紀にかけて京都で活躍した高名な画家、尾形光琳の晩年の最高傑作である。原画の屏風絵は国宝に指定され、日本美術を代表する傑作のひとつとされている。
尾形光琳は、「風神雷神図屏風」の作者である俵屋宗達に密かに師事し、宗達からインスピレーションを得ながら、独自の画風を確立したと言われている。風神雷神図屏風」の構図に微妙な共通点を感じないだろうか。 中央を大胆に流れる水流と、印象的な波紋。右側には鮮やかな紅梅、左側には白梅が咲いている。光琳の鋭い構図感覚と色彩感覚、そして卓越した創造性と造形の才能は、この作品を当時としては前衛的で革新的な作品として際立たせている。興味深いことに、この作品を含め、光琳の作品の多くは年代が記されておらず、その謎めいた魅力をさらに高めている。 純度999.9の金箔糸を使用しています。 お部屋や書斎、リビングルーム、オフィス、ショップなどに、この京都西陣のテキスタイルを飾って、1500年の伝統の美を堪能してください。