木製のパネルに切り込みをつくり、フラットバーの鉄を嵌め込んでいます。アクリルペンキとアクリル絵の具でペインティングしています。鉄はコークスを熱した炉で加熱し、叩き、曲げ加工しています。つなぎ目は電気溶接ではなく、切り込みを入れたもの同士を組み合わせています。ドローイングは具体的な意図はなく直感的に表しています。制作中に外国の海岸道路の映像を見ました。その映像と音楽が印象的だったので、道のセンターラインである黄色い線のイメージを作品に加えました。絵画とレリーフが1つになったような作品です。時間の流れや、その時々。といった事を感じながら制作をしていました。