この作品は、ブラジルのセラードシリーズの1つです。紙に様々な色のパステルチョークをアプライしたものです。 このシリーズのドローイングでは、ファビアーノ紙にパステルチョークという技法を使いました。光と影の効果や、色を重ねることで元の色調を微妙に変化させるなど、汎用性の高い素材なので、かなり長い間実践していますが、とても面白いと思っています。
このドローイングのシリーズは、ブラジルの中央西部に位置するゴイアス州の国立公園、ギマランイス山脈の自然の中でインスピレーションを得ました。私は、自分の精神で、自分の目で、空で、滝の強烈な青い色調と、サバンナの植生の背景に溶け込む岩にぶつかる水の強い衝撃でできる深い白い泡で感じたことを表現するように誘惑され、この地域の熱帯の精神を発散するイメージを作り出しました。
この作品は、2022年1月の作品で、ファブリアーノ紙にパステルチョークを使ったドローイング技法です。制作過程では、パステルペンシルと、異なる色を重ねたパステルチョーク・スティックを使用しました。この素材を選んだ理由は、私が長い間習得してきた技法であることと、私の作品の特徴である鮮やかで生き生きとした色彩、そして私の国の気候や文化からインスピレーションを受けた輪郭線とコントラストを表現するために、この素材を選んだからです。