オーロラ この黒鉛鉛筆画「ネオ・デコ - 15-08-24」は印象派でありながらキュビズムの実験でもある。ブルグマンアートには、私が聞いたことのない新しいブランドがあった。オーロラ』というベルギーのブランドだ。木目のテクスチャーを持つA4用紙のブロックを提供している。何が出てくるか楽しみだ。これまで私は、イングレスやブリストルなど、さまざまな種類の紙を使ってきた。常に新しい種類の可能性に慣れ、その可能性を最大限に引き出す必要がある。その結果、この紙は私の鉛筆をいとも簡単に使い切ってしまった。その結果、豊かな暗い色調の風景が、崩れて紙の上に散らばった。 Laure Albin Guillot Laure Albin Guillotにちなんだ私の作品「Model Study, after Laure Albin Guillot - 25-08-22」を思い起こさせた。同じオープンな構造だが、似ている点は他にもある。どちらの絵も1920年代の参考写真に基づいている。ちなみにこれもロールのものだ。どちらもモデルに大きく光が当たっていて、芯のある影が面白い。もうひとつの側面は、どちらもピントが合っていないことだ。そのため、これらの明暗の効果を模倣するのに、粒状構造は単純に完璧だと思った。 ちょっとした丸み主義 しかし、今回はすべての色調を印象的に表現するだけでは満足できなかった。前述したギヨの絵の後の最初のデッサンは、本当に気まぐれに描いたものだった。何十年も使っていなかったイングレスの紙で何ができるのかという好奇心からだ。今回はそこにキュビスム的なものを加えた。私のラウンド主義のスタイルのある要素は存在する。多くはないが、モデルのリラックスした座り姿に付加価値を与えるためにそれだけある。それゆえ、連続した円形のパターンがある。個人的には、中央部の左から右への6本の平行曲線が一番好きだ。 Pitt Graphite Matt pencil (Faber-Castell) drawing on Aurora Grain paper (21 x 29.7 x 0.1 cm) Artist:コーネ・アッカース