何か違う この鉛筆画「ルイーズ・ブルックス - 12-07-23」は何か違う。つまり、前のものと比べてだ。今までは彼女の普通の参考写真しか使わなかった。インターネットで探せばいくらでもある。そして、ある映画のスチール写真を見て、その重厚な光と闇の戯れに魅了された。私の好みにぴったりだった。さらに気に入ったのは、開いた口だ。彼女のどの写真を見ても、ぽってりと閉じた唇とボブカットが象徴的だ。今回のデッサンに使ったスクリーンショットは、まだ彼女に似ているが、優しい一面も見せている。その隣には、キュービズムの抽象画として採用できそうな、小さな闇と光の平面がたくさんあった。 課題を解決するには、いくつかのハードルがあった。彼女の映画『パンドラの匣』からのショットだ。彼女の後頭部の髪に羽のような傘がついていた。それはとても "オフ "に見えたし、私の頭の中ではすでに、人々がそれに戸惑うだろうと見ていた。だから、私は彼女の頭の側面を少し再構築した。それから親指の問題。写真では混乱してしまうほど短く見えた。明らかに、正しくコピーしても、この短縮は説得力がない。まるで先端が欠けているかのように。そこで私は自分のものを使い、もう少し信用できるように描いた。前歯に反射する光は美しいが、ちょっと変わった海賊になってしまった。マドンナがいるからね。だからもう少し暗くしたんだ。
もしそうなら......多くの場合、参考写真は非常に欺くことができる。私はいつも生徒に、写真は実物の次に悪いものだと言っている。残念ながら、ルイーズは別の時代から来て、もう私のために座ることはできない。それは残念なことだ!彼女のキュビズム的な資質について話すよ。ソフトなエッジとハードなエッジ、線と面のコントラストをいかに取り入れたかったか。その結果がこのデッサンだ。もちろん他のことも話すけど、それは自分(と彼女)の胸にしまっておく。 ファブリアーノ イングレス紙に黒鉛鉛筆(ファーバーカステル ピット グラファイト マットペンシル 14B)ドローイング(21 x 28.2 x 0.1 cm) アーティスト:コーネ・アッカーズ