sha256_test_01.mp4

本作品は、NFTと似たような存在である暗号資産（仮想通貨）のブロックチェーン技術でも使用されているハッシュ関数SHA-256を用いて、作者の近影のハッシュ値を求めた映像作品である。 暗号資産の場合は、取引データ、前のブロックのハッシュ値、ナンス値、この3つの値を組み合わせてハッシュ関数に入力し、ハッシュ値を算...

本作品は、NFTと似たような存在である暗号資産（仮想通貨）のブロックチェーン技術でも使用されているハッシュ関数SHA-256を用いて、作者の近影のハッシュ値を求めた映像作品である。 暗号資産の場合は、取引データ、前のブロックのハッシュ値、ナンス値、この3つの値を組み合わせてハッシュ関数に入力し、ハッシュ値を算出します。このハッシュ値が、ブロックとブロックをつなぐ接合部となる。 電子空間を彷徨う個人情報のメタファーとして、著者自身の画像がハッシュ関数に入力されている。 ブロックチェーン技術を実現してブロックチェーンに乗せる仕組みの一部を可視化したメタ構造になっている（NFT）。ちなみに、実行されているプログラムも筆者が作成したものである。