※「sign - B」と「sign - C」の作品はシリーズなので同じコンセプトになります。視覚の認識と言語をテーマに制作した作品です。アクリル板を基底材としスクリーンプリントの技法を利用しています。私達と言語は切っても切れない関係にあります。受け取った言語をどう認識し理解して使用するかによって世界はかなり変わります。今作品では角度によって見え方が変わる特性や作品背面部の鏡面加工により鏡に映るという虚像性を用いて、私達にとって言語はどのような存在であるのかを考察しました。表層からは見えない「内部にある見えない存在」について探っていきたいと考えています。