富士山を黄金の国Zipanguに見立て、葛飾北斎『富嶽三十六景』「凱旋海風」を引用したRealcamo版画。黄金の富士を金箔で仕上げ、$紙幣の麓、瑠璃色の空に世界100カ国の紙幣を浮かせた。北斎「凱旋海風」は日本人の自然信仰のイコン像の傑作です。信仰の歴史的レイヤー、現金がデジタルマネーで消えていく時代性を暗示。経済も自然の様に変化し、人にエネルギーを与える現代を現しています。雲と札に本物の世界100カ国紙幣をカモコラージュ。麓には$紙幣をカモコラージュ。作品タイトルの紙幣番号は複製出来ないオリジナル性を保証。伝統と現代を混在させたネオポップアート。○金箔は手作業の為、版画一枚事に風合いは異なります。○カモコラージュとは、印刷された画面に本物の紙幣を貼り、現実と虚構を混在させた画面を創る独自技法。
