「ワンス・アポン・ナウ」は、マイ・サイケデリック・ガーデン(My Psychedelic Garden)ことインナ・エトゥヴギによる、写真とAIを駆使したデジタルアートの融合である。 この作品の中で作家は、いくつもの時間の層を同時に生きているような現代社会について語っている:「新しいテクノロジーと古風な社会規範、伝統と新しいトレンド。私たちは、自分たちが育った古いおとぎ話を覚えているが、それを現在にどう生かすかはほとんど理解していない。私たちの生活は、最も近い祖先の生活とは大きく異なっている。人類は急速に前進しているが、同時に立ち止まっている。未来はすでにここにあるが、過去もまたここにある。 しかし、明日への絶え間ない行進の中で、人類の物語が進化し続けるためには、過去の時代の知恵に支えられていなければならない。数え切れないほどの世代を経てきた証人である古代の森は、いまやドローンの鋼鉄と回路にささやきかけている。この生きている物語の中で、私たちは "Once Upon Now "という展開される物語の作者であり、主人公でもある。"Once Upon Now "では、すべての瞬間が、かつてあったものとこれから起こるものとの間の岐路となる。" 版画について:Canson Fine Art紙にジクレー版画 + COA Ph-neutralパスパルトアウトに設置 30x40 cm + 台紙、額装可能 画像サイズ 20x25 cm 限定25部 作者によるサイン、エディションナンバー、印刷 著者について:エトゥヴギはスウェーデンを拠点とする独学アーティストで、写真とデジタル・アートを用いて自身の感情、概念、夢を視覚化する幻視症患者である。
エトゥヴギの作品は国際的な個展やグループ展で展示され、"Photography in the Visual Culture" 22/23 bookでも紹介されている。2022年、アルテ・ラグーナ賞16のファイナリストとなる。2023年、スウェーデン芸術助成委員会から奨学金を授与される。