この作品のタイトル『秘すれば花』とは
日本の伝統芸能の能楽の世界観を表す言葉として
世阿弥が記した能の理論書「風姿花伝」の中の言葉である。その意味は
物事を隠す(秘密にする)とゆうことの中にこそ、
観る者の想像力を搔き立て大きな感動を生むとゆう能の世界観を表している。無花無常(形がなく、たえず移ろい咲いては散る花にたとえている)
これらは日本人の奥ゆかしい美学、美意識が大いに感じられるように思います。このの作品は具象から抽象への表現形式にて、人と花と植物のモチーフを組み合わせて
艶やかで美しく、叙情的な精神性が感じられる世界観を「能楽」に迫ってみた。