コロナ禍、SNSで話題となった「アマビエ」。
「アマビエ」とは、江戸時代、熊本の海に現れ「疫病が流行ったら私の写し絵を早々に人々に見せよ」と言い、海中に姿を消した妖怪と言われています。そのアマビエが、八方をにらみ疫病を寄せつけない獅子の背中に乗り、疫病の去った平安な世界を見据えています。一日も早くコロナ禍が終息し、邪気を払い、無病息災を祈る気持ちで描いた作品です。
キャンバスに刷られた版画作品に丁寧な手彩色を施し、とても美しい作品に仕上がっています。
顔料系インク(約200年の耐光性)を使用しているため半永久的に変色しません。