シリーズ
“円相・曼陀羅(マンダラ)・ウロボロス”
円相は禅における書画のひとつで悟り、宇宙、全体、等表現したものだが、解釈は見る人に任される。マンダラは密教で、仏の悟りの境地である宇宙の真理を表す方法として、仏・菩薩(ぼさつ)など図示したもの。ウロボロスは、「古典ギリシア語:(ウーロボロス」。始めと終わりの一致、永遠、不滅、死と再生の象徴とみなされている。実在としての蛇ではなく、神話的なイメージで心理学者C.Gユングは人類全体に共通する人間精神(プシケー)の元型(アーキタイプ)を象徴したものであるとした。