Wonjoo Park

私は、傷つきやすいものの力を探求する彫刻家です。この作品は、ガラスのゴミの山を見たときに思いついたものです。私は、アメリカのピルチャック・グラス・スクールのレジデンスプログラムに参加しました。朝、ゴミ捨て場に捨てられた無駄な残骸が、蛍光灯の下で延々と輝いていたのです。この発見がきっかけとなり、＜スム...

私は、傷つきやすいものの力を探求する彫刻家です。この作品は、ガラスのゴミの山を見たときに思いついたものです。私は、アメリカのピルチャック・グラス・スクールのレジデンスプログラムに参加しました。朝、ゴミ捨て場に捨てられた無駄な残骸が、蛍光灯の下で延々と輝いていたのです。この発見がきっかけとなり、＜スムージング＞と呼ばれる凹凸のある不規則なガラス板を使った「軽くくしゃくしゃにした額縁」を作ることになりました。

A4コピー用紙（ISO216）も好きです。平面図形のドローイングで構成された＜ベジタリアン・スカルプチャー＞という作品があります。題材の普遍性から、2Dと3Dの境界を破壊し、再構築することが可能です。重い施設のうるさい制約のために、同じガラス工房で普通の事務用紙の実体を見つけました。

私は、スタジオプログラムの許可を得ています。これまでに、韓国国立近現代美術館、ロウアー・マンハッタン文化委員会によるスウィング・スペース・アワード（米国）、フラックス・アート・スタジオ（北アイルランド）、ソリスト・アーティスト・イン・レジデンス・センター＆VAK（デンマーク）などのスタジオ・プログラムに参加しています。ジョン・マイケル・コーラー・アートセンターのArts/Industryでは、私の膨大な量の仕事を達成した最初のアーティストとして、工場の労働者から集めた不良品でできた真鍮製のおもちゃのトロフィーを冗談で贈られました。これは私の逸品のひとつです。

2013年に韓国アーツ・カウンシルが発行した<100.art.kr:Korean Contemporary Art Scene>で、韓国の現代アーティスト100人のうちの1人として紹介されました。

アーティスト・イン・レジデンス・プログラム
2018年 Saalgoo Residency、Drawing Space Saalgoo、ソウル、韓国
2010 センター・フォー・アート・イン・ウー、インターナショナル・ターニング・エクスチェンジ、フィラデルフィア、アメリカ
2008 Sølyst アーティスト・イン・レジデンス・センター、Jyderup、デンマーク
2006 Lower Manhattan Cultural Council, Swing Space Awards, ニューヨーク市, 米国
2006 Braziers International Artists Workshop, Ipsden, UK
2005 ジョン・マイケル・コーラー・アーツ・センター、アート／インダストリー、シボイガン、アメリカ
2004 「アーツ・アワード・オブ・ザ・イヤー2004」ファイナリスト、ソウル、韓国
2004 国立現代美術館 チャンドンスタジオ（韓国・ソウル
2003 Flax Art Studios, Belfast, インターナショナル・レジデンシー・プログラム, ベルファスト, 北アイルランド
2001 ピルチャック・グラス・スクール、エマージング・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム、スタンウッド、アメリカ
2001 セントラム財団 アーティスト・イン・レジデンス・プログラム（米国・ポートタウンゼント
2000 ミレイ・コロニー・フォー・ザ・アート アーティスト・イン・レジデンス・プログラム（米国・オーステルリッツ