9s Galleryでは、2024/8/16(金)から 2024/8/25(日)まで、蟷螂子個展「Kiriko gram - #StillTheResistance」展を開催いたします。
蟷螂子は、従来の社会が人々に「美」として押し付けてきた抑圧に向き合い、新たな美人画の再構築を試みるアーティストです。今回の個展では、抑圧を生み出す社会的な分断を可視化し、時には増幅させてしまうSNSをテーマにした新作を発表します。
作品を描きながら、さらに深い思考や新たな表現を得ようとする蟷螂子の軌跡をぜひご高覧ください。
りりしい眼差しの強い女性を描き、「美人画の再構築」に挑むアーティスト、蟷螂子 (カマキリコ)。
活動を開始して2年未満にもかかわらず、釜山・台北・ドバイでの海外アートフェアや、Art Fair Tokyo 2023に出展するなど、高い注目を集める急成長中のアーティストです。さらに、2023年8月には、GINZA SIX・アールグロリューでのグループ展「SIGNS OF A NEW CULTURE」で草間彌生やKYNEらビッグネームとも共演。
同月TRiCERAで実施した個展「Do girls dream of Electric City?」では出品作7点、2024年1月開催の「27」展では9点がそれぞれ全点完売と、現代アート界からの期待も増しています。
ステートメント
ジェンダー、年齢、国籍。数えきれないほどの属性や立場によって、私たちの間は無数の見えない線で分断されている。
私たちそれぞれが抱える問題は、お互いに眼差すことすら難しい。
その中で、蟷螂子は制作を通じて、女性に押し付けられてきた美という抑圧を可視化し、人間本来の美を描くべく「美人画の再構築」を目指している。
現代、SNSの発展によって、それぞれの傷を可視化することは比較的容易になった。
一方で、SNSは時に異なる立場の人々の論争を過熱し、より分断を深めてしまう。
では、私たちの分断は今後解消されないままなのだろうか?
蟷螂子は、SNSから着想を得たイメージを絵画というメディアで分断を記録し続けることを選んだ。
今すぐの解決はできない。
だが、それぞれの抱える傷や立場を眼に見える形に残し、議論し続けることはできる。
本展は、蟷螂子による分断への抵抗を記録したタイムラインと言えるだろう。
新作原画の抽選販売について
今回の個展では新作原画15点を発表。
2024年8月16日(金)12:00 ~8月25日(日)23:59の抽選応募期間中にお申し込み頂いたお客様の中から、抽選で作品を販売いたします。
展覧会開催概要
会期:2024年8月16日(金)から2024年8月25日(日)
営業時間: 12:00 〜 19:00
休館日:2024/8/19(月)
※ 作家在廊予定日:8/17(土), 8/18(日), 8/24(土), 8/25(日)
会場:9s Gallery by TRiCERA
〒106-0031 東京都港区西麻布4-2-4 The Wall 3F
アクセス:東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩10分・広尾駅 徒歩10分
東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩10分
連絡先:03-5422-8370
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