ここ数年で急速に市場規模を拡大し続けているアートマーケット。
その中で高額取引されるのは、やはり欧米を中心とした権威あるアーティストとギャラリーだと言える。
しかしその中でも、世界に通用するスケール感で活動を展開する日本人の若手アーティストがいる。
今回は、世界ですでに活躍している、もしくはこれから活躍することが確実な5人の素晴らしい日本人アーティストを紹介していく。
小松美羽
1984年長野県生まれ。
女子美術大学短期大学部卒業。現在、同大学特別招聘教授、東京藝術大学非常勤講師。
女子美術大学短期大学部在学中に銅版画作品『四十九日』が賞賛されプロへの道を切り開く。
銅版画からスタートし、近年ではアクリル画、有田焼などに制作領域を拡大。
小松の制作スタイルは、パフォーマンス性に秀で、力強い表現力が特徴である。
ライブペインティングを積極的に行いながら、神獣をテーマとした作品を発表。
2022年7月に行われたライブペインティングでは、トランス状態とも言える混沌とした状況の中、数十分にわたる絵画制作を敢行した。
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友沢こたお
東京藝術大学大学院美術研究科在学中の友沢こたおは、スライム状の物質に覆われたセルフ・ポートレートや人形を写実的に描いた油彩画で知られる。
学部在学中より久米圭一郎賞や上野芸友賞を受賞し、コレクターから熱い視線を浴びている。
今、若手アーティストの中で最も作品購入が困難とも言われる、大人気のアーティストである。今後の動向が見逃せない。
公式Twitter
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KYNE
福岡を拠点とするアーティスト。
大学時代に日本画を学び、在学中から発表を続けている。
2010年頃から、クールな表情の女性を描く現在のスタイルを確立。国内外で注目を集めている。
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川内理香子
ドローイング作品で知られる川内理香子は、美大在学中の2015年に、資生堂ギャラリーの空間をドローイング作品のみで埋め尽くし、最年少でshiseido art egg賞を受賞。
早熟な才能が当初より注目を集めている。2014年には、第一回CAF賞保坂健二朗賞を受賞している。
ペインティングだけではなく、針金やゴムチューブ、ネオン管や樹脂といった様々なメディウムを取り入れた制作を展開している。
公式サイト
AZUSA IIDA
AZUSA IIDAは、ファッション性の高いポップなイメージと、力強い構図や配色でイラストレーターとして多岐にわたる媒体で活躍。
イラストレーターとして主に平面的な作品を制作してきたIIDAだが、自身の経験や技術にとらわれることなく、制作意欲や感情に正直に作品と向き合う。2022年の個展では、石膏を用いた立体作品も発表している。
公式サイト
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