この記事では、
「自分の部屋やガレージに絵を飾りたいけど、選び方がわからない…」
「絵を飾って自分のブルックリンスタイルの部屋に友達を呼びたい!」
といった思いを抱えている方に、部屋に絵をかけたシミュレーション写真とともに、ブルックリンスタイルの部屋が持つ10個の特徴をお伝えします。
実際に飾っている様子を見ることで、自分のお部屋にかけた状態も想像しやすくなるかもしれません。
では、現代アートのあるブルックリンスタイルインテリアには一体どのような特徴があるのでしょうか?
①そもそも、ブルックリンスタイルとは?
ブルックリンスタイルとは、ニューヨーク州の郊外にある地区「ブルックリン」をイメージしたスタイルのこと。
現在のブルックリンは、カフェやアートショップなどもどんどん増え、アーティスティックでおしゃれな街として、若者を中心に人気を集めています。ブルックリンスタイルには、大きく分けて二つの系統があります。
それは、コンクリート打ちっぱなしの壁(倉庫風)と、レンガ作りの壁(アパート風)です。
Horns #2 by Giacomo Giannelli
W 31.00cm x H 31.00cm|¥53,600
②古いモノを活かす
アンティークな小物やアイテムをそのまま生かして活用するのも、ブルックリンスタイルの大きな特徴です。
「古き良き」ものと現代の感覚を組み合わせるのは、日本でいう「和モダン」インテリアとも似ているのかもしれません。
Icelandic Sky by Fernando Pedro Salgado
W 50.00cm x H 50.00cm|¥24,100
③マンハッタンスタイルやカリフォルニアスタイルとの違い
マンハッタンは、ブルックリンと同じくニューヨークにある、世界一のアート市場や経済の街として有名です。こちらはどちらかというと、洗練されたラグジュアリー感が特徴。明るい白などを多用して、クリーンなイメージで作ることが多いのがマンハッタンスタイルです。
カリフォルニアスタイルは、アメリカの西海岸をイメージして作られたスタイル。ヴィンテージ感のある物を揃える点は、ブルックリンスタイルと似ていますが、内装は多くの場合、海や砂浜を連想させる、白や青が基調です。それに対してブルックリンは、レンガ色や鉄の黒など、男らしい無骨なカッコ良さを特長としています。
Black by Kardimago
W 30.00cm x H 40.00cm|¥87,000
④ダークカラーを取り入れる
ブラックやブラウンなどのダークカラーを中心にしてコーディネートすることで、ブルックリンの雰囲気が出てきます。
それにより、シックでクール、無骨で大人っぽい、洗練された空間が完成します。
Thaddam Al-Naif (TH219) by Tariq Dajani
W 60.00cm x H 42.00cm|¥95,100
⑤レンガやコンクリートの質感
ブルックリンスタイルの特徴として、レンガやコンクリートの重厚な質感があります。壁紙でこのような質感を再現したものがあるので、実際のレンガやコンクリートを使用するのが現実的には難しい日本ではそちらを使うとよいでしょう。ただ、壁紙を貼り付けただけだと、どうしても平面的になってしまうのが痛いところ。
そこで、現代アートを飾ることで一気に部屋を引き締めることができます。
Fluid Emotions: White, Black & Pink by Aatmica
W 60.90cm x H 91.40cm|¥82,900
⑥現代アート・写真を飾る
ブルックリンスタイルらしい、モノクロ写真と壁の質感の組み合わせは定番です。
アート作品の中でも原画ほどの値段ではなく、手が出しやすい価格になっています。TRiCERA ARTで取り扱っている写真作品は、非常にアート性の強いものが多いので、ぜひ探してみてください。
静の境地 - To a State of Calmness by Motoko Kawahata
W 32.00cm x H 41.00cm|¥82,400
⑦グリーン効果でナチュラルさも加える
観葉植物、苔など、自然なグリーンを素材としたアイテムを取り入れることで暗く重々しい雰囲気を明るくしましょう。
Mountains I by Olga de Weck
W 100.00cm x H 90.00cm|¥71,300
⑧インダストリアルデザインを取り入れる
インダストリアルデザインとは、「工業的なデザイン」を意味します。パイプ管やブラックスチール、レザーなどの質感がこれにあたります。
棚や柱、ソファなどの質感を選ぶ際には、これらのインダストリアルな要素が入ってくることでブルックリンらしさが実現できます。
Bee 1 by Patricia NA
W 65.00cm x H 65.00cm|¥33,500
⑨照明にこだわる
蛍光灯ではせっかくの家具や壁紙の価値を十分に引き出せません。照明も、インテリアを考える上で非常に優先度の高いものです。
できるだけ無機質なライトを選ぶと無難です。ブラックスチールでできた電球なら、一気にブルックリンらしさが出るでしょう。
Finding Strength by Lynne Godina-Orme
W 122.00cm x H 122.00cm|¥160,700
⑩引き算を意識する
上記のような、数々の魅力的なアイテムを目にすると、全部取り入れたい!となる気持ちもあるでしょう。
しかし、どのようなスタイルにおいても、インテリアの鉄則「引き算」を忘れてはいけません。一つ一つ見た時には魅力的な家具が10個あっても、その組みわせや数が部屋全体とマッチしていなければ、その力は100%引き出されていないのです。
インダストリアルデザインの取り入れ具合も、無骨になりすぎないよう反対色のホワイトなども適宜使っていけるといいでしょう。
Black waves by Noise Photography
W 156.92cm x H 120.00cm|¥56,900