バンクシー、ダミアン・ハーストなどの展覧会が開催され、日本でも話題を呼んでいる現代アート。オークションでの高額落札のニュースを耳にすることも多いのではないでしょうか。
今、アートシーンでは、日本の現代アートが注目を集めています。
国内外で活躍する日本の現代アーティストを、巨匠から注目の若手作家まで紹介していきます。
日本を代表する現代アートの巨匠10人
① 世界で最も影響力のある「現代アートの女王」 草間彌生
「水玉の女王」の呼称を持つ草間彌生は、海外で最も高く評価される日本の現代アーティスト。その活動は絵画から彫刻、パフォーマンスなど、ジャンルを超えて多岐に渡ります。
複雑な家庭環境により、幼い頃から見るのものすべてが水玉で覆われて見えるような幻覚に悩まされ、その恐怖から逃れるために水玉や網目模様の幻想的な絵を描くように。
28歳で渡米した草間が初めて評価されたのが、『無限の網』シリーズです。画面をびっしりと覆いつくす「網目」。渡米後にも悩まされていた幻覚を画面に表現した作品でした。
「網目」と「水玉」は草間のアイコンとなり、その後、これらを織り込んだ「かぼちゃ」や「帽子」などのモチーフを展開していきます。
2016年にはTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出され、文化勲章を受章。まさに「現代アートの女王」です。
草間彌生の代表作品:《南瓜》
幼い頃から幻覚や幻聴に悩まされていた草間は、自分の視界に映る水玉模様を絵画に起こします。
必死で見えるもの・感じるものを描き出すうちに、恐怖感や苦しい思いが和らいだと語っています。
草間は生涯をかけて水玉模様を作品の至る所で使用しており、この《南瓜(かぼちゃ)》においても、もう一つの彼女の作品中のアイコンである南瓜というモチーフを組み合わせて草間彌生らしい作品に仕上がっています。
1981年、アクリル/キャンバス
② 国際的に注目を集めるジャパニーズ・ネオポップの画家 奈良美智
簡略化され、かわいいイラスト風に描かれた女の子。でもその表情はじっとこちらを睨んでいるように見えます。「可愛らしさ、純粋性」と「孤独、不満」などの感情が交錯する子ども。奈良美智はこのモチーフによって、新しい具象絵画の旗手として国際的な注目を集めました。
世界各国で個展を成功させ、ニューヨーク近代美術館など世界的な美術館にその作品が所蔵されています。
アクリル画だけでなく、即興的に描くドローイングや彫刻も展開。
「子ども」と並ぶ、奈良美智のもうひとつの代表的なモチーフ「犬」。
出身地青森の、青森県立美術館の高さ8.5mにもなる屋外インスタレーション作品『あおもり犬』は、そのコンセプトで話題を呼びました。
奈良美智の代表作品:《ナイフ・ビハインド・バック》
2019年、香港サザビーズのオークションで2,490万ドル(約27億円)という当時の自身の最高額で落札され話題になりました。
彼の独特な世界観を表現した少女の連作シリーズのひとつで、睨みつけるような女の子の様子は、可愛らしさと同時にそこはかとなく恐ろしさも感じさせるのが特徴です。
2000年、アクリル/キャンバス
③ 日本画の伝統から「スーパーフラット」を提唱する現代画家 村上隆
村上隆は日本の現代アート界を切り開いてきた第一人者で、現在海外で最も高い評価を得ている日本のアーティストのひとりです。
欧米の価値観ではなく、日本発の価値観を確立するという問題意識から「スーパーフラット」という理論を提唱。
日本のマンガやアニメのオタク文化に、フラット感、大胆な構図、デフォルメ、鮮やかな色彩などの浮世絵や琳派などからの影響を見出し、アニメやフィギュアなどのサブカルチャーであるオタク系の題材を用いた作品を次々に発表しました。
「Mr.DOB」「お花」などのモチーフを、繰り返し同じ登場させるのも特徴。
ベルサイユ宮殿での個展など、常に世界で話題を呼んでいます。
若手アーティストのプロデュースにも力を注いでいます。
村上隆の代表作品:《五百羅漢図》
村上は、2012年に全長100メートルに及ぶ超大作絵画《五百羅漢図》を発表しました。世界でも最大級の作品と言っても過言ではありません。
この作品は、東日本大震災が起こった時いち早く支援の手を差し伸べてくれたカタールに敬意を表し、ドーハで初公開されました。
その後日本国内でも発表され、キャリア当初より村上の関心の中心にある日本美術の最読解が試みられています。
2012年、アクリル/キャンバス
④ 「写真」を現代アートへ昇華させた日本人写真家 杉本博司
記録メディアだった写真を現代美術の表現手段に高めたアーティストのひとり、といわれる杉本博司。考え抜かれたコンセプトと確かな技術で仕上げられた作品は、世界で高い評価を得ています。
作品の背景にある大きなテーマは「時間」。「時間を操る感覚を持つと、もっとも古いものがもっとも新しいものに変わる。それが創作の根本にある。」とは杉本の言葉です。
杉本が最初に評価された『ジオラマ』は、作り物であるジオラマを、あたかも時を越えて太古の世界で本当にみた光景のように感じさせます。
『陰翳礼讃』では、一本の和蝋燭が闇の中で燃え尽きるまでを写し取りました。
近年では写真のみならず、建築、舞台美術にも創作領域を広げます。
2012年、フランス芸術文化勲章オフィシエを叙勲。日本では2017年、文化功労者に選ばれた、日本を代表する現代美術家です。
杉本博司の代表作:《海景シリーズ》
世界各地の海を、大判カメラで長時間露光を使うことにより撮影された作品です。
モノクロームの世界観と、時代感覚を失わせ太古の景色にも未来の景色にも見えるような不思議な情景は、彼の厳密な作品哲学を最もよく反映したものだと言えます。
写真というと一瞬を切り取った表現であると思いがちですが、杉本の写真作品では、永遠が閉じ込められているように感じられます。
1980年頃〜、写真
⑤ LEDを用いて「永遠」を表現する有名な現代美術作家 宮島達男
暗い部屋に置かれた数千個のLEDデジタルカウンター。それぞれバラバラな速度で「1」から「9」までの数字をただ刻んでいきます。「0」は表示されることなく、LEDは暗転。これは「死」を意味し、生と死が永遠に繰り返される「輪廻」が表現されています。
宮島達男の作品『それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く』は、宮島のコンセプトそのものといえます。
「時間」をいう概念を東洋的な思想と現代のテクノロジーで表現した宮島達夫の作品は、国際的に高い評価を得て、30国250か所以上で作品を発表しました。
2000年代に入ると作品の発表だけでなく「Art in You」という概念を提唱。
すべての人がアートをそれぞれ違った形で内部に持っており、アート体験は人間にとって無くてはならないものであることを説いています。
宮島達男の代表作品:《カウンター・ヴォイド》
高さ5m全長50mの半透明なガラススクリーンには、巨大なデジタル数字が浮かび上がり、それぞれ違うスピードでカウントダウンを続けます。
日本でも六本木ヒルズけやき坂通りにあるテレビ朝日の外壁で発表され、大きな話題を呼びました。
東日本大震災直後の2011年3月13日より、節電と鎮魂の意味を込めて宮島自らの手によって消灯されており、これまで数回のプロジェクトやイベントの時のみしか再点灯されていません。
作品のための作品ではなく、人のために作られた作品という考え方を大事にする宮島らしい行動だと言えるでしょう。
2003年、ネオン管、ガラス、IC、アルミニウム、電線等
⑥ 「もの派」の代表作家 李禹煥
韓国に生まれ、日本を拠点に活動する李禹煥は、1960年代後半から1970年代、日本の美術動向「もの派」を代表する作家として世界的に注目を集めました。
日本の高度成長期、急速な工業化や大量生産への批判を背景に、木や石などの自然素材と紙や鉄、ガラスなどの工業製品を、ほとんど手を加えずに作品とし、「石」と「ガラス」など「もの」の素材同士の新たな関係性を提示しました。
李の立体作品のタイトル『関係項』は、「あらゆるものは世界との関係性によって成立し、それのみで存在しているものはない」という考えに基づいており、相互の関係性に意識を向けた制作はその後も一貫しています。
「もの派」は現在アメリカ、アジアのアートシーンで再び評価されています。
李禹煥の代表作品:《線より》1974年
代名詞とも言える絵画作品《線より》、《点より》というシリーズで、李禹煥はとてもシンプルな線を引くという行為、点を打つという行為を具現化しています。
西欧と東洋の哲学の両方によって醸造された彼の哲学は、このように一つ一つの行為を最大まで捨象することによって、原始的な表象行為になっています。
岩彩、キャンバス
⑦ 「PixCell」の概念を持つ彫刻家 名和晃平
触覚、視覚などの感覚に接するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目した名和晃平。Pixel(画素)とCell(細胞)が融合した「PixCell」という概念を通して、「セル(細胞)」で世界を認識するという試みで国内外から注目されました。
『PixCell』シリーズは、鹿のはく製などのオブジェクトの表皮をガラスビーズなどの透明の球体で覆い、その存在を「セル(細胞・粒)」に置き換えてしまうという作品。
セルによって物体の持つ現実感が失われ、映像として知覚されるようになることを意図したものです。
名和晃平は、彫刻の定義を柔軟に解釈し、さまざまな素材や最新の技術を使うことで新たな彫刻のあり方を追求しています。
名和晃平の代表作品:《PixCell-Deer#52》2018年
十和田市現代美術館での個展の開催に合わせて、代表作の新作が2018年に発表されました。
表面の質感のみが極端に拡大された集合体。それは、現代の私たちが生きる情報化社会をそのまま表しているというふうに読み取ることもできます。
人間の世界の捉え方と、カメラのレンズを通した世界の捉え方を鮮やかに対比させています。
ミクストメディア
⑧ 形の無いものを表現する現代アート 塩田千春
空間を埋め尽くす赤い糸に結ばれた無数の鍵、数えきれないほどのスーツケース、そして舟。
ベルリンに拠点を置く塩田千春は、記憶や不安、夢など、不確かで見えないものを表現したインスタレーションで世界的に知られています。
自らの闘病体験から「生きることとはどういう意味なのか」「存在とは何か」という人間の根源的な問題である「生と死」に向き合い、模索し続けている過程を作品として表現しています。
赤い糸は命をあらわす色、そして人と人との縁をつなぐ糸。舟はまだ見ぬ世界へ導くものであり、死と隣り合わせの物体でもあります。鑑賞者は「生と死」という普遍的なテーマを作品から感じとり、塩田千春の世界へ惹きこまれていきます。
塩田千春の代表作品:《不確かな旅》2021年
鉄枠で作られた舟と、代名詞である赤い大量の糸によって作られたインスタレーション作品。
実際に塩田の作品空間の中に入ると、その仕事の偏執狂的情熱に圧倒されることでしょう。象徴的な舟とともに、血流や生命のエネルギーを表す糸により、まるで一つの巨大な生命組織の中に入ってしまったような眩惑的な世界。それと同時に、彼女の包み込むような温かい視線を感じることもできるでしょう。
鉄枠、赤い毛糸
⑨ 現代日本を独特な映像インスタレーションで表現する女性作家 束芋 (たばいも)
映像を表現手段の中心にして周囲の空間にも演出をしかけ、空間全体を作品として鑑賞者に体感させる「映像インスタレーション」。
「美術は生活臭くてリアルなもの」という束芋は、現代日本の日常風景である「台所」「横断歩道」「団地」「公衆便所」など普遍的なテーマを、浮世絵のようなタッチの手描き線画のアニメーションで描きます。
アナログ感と、ある種のグロテスクさをともなう独特の表現で現代日本の複雑な内面を表現した束芋の手法は、国際的にも高い評価を受け、国内外からコラボレーションのオファーが絶えない注目の作家です。
束芋の代表作品:《dolefullhouse》2007年
同年のヴェネツィア国際ビエンナーレで発表されたこの作品では、ドールハウス、人間の手、タコ、血管…と、1ヶ所に集まりそうもないモチーフが集まって意味を交えていく映像が作られています。
団塊ジュニア世代として感じてきた現代日本社会の違和感やシュールさを独特のテイストで映像化しています。
⑩「手」で描くダイナミックな作風で世界へはばたく ロッカクアヤコ
絵筆を使わず、ダンボールやキャンバスに直接手指で描く独特のスタイルから生み出される、伸びやかでリズミカルなタッチ。代表的なモチーフ「瞳の大きな少女」とともに、街のざわめきや、風、花、音などがカラフルな色彩で描かれます。
ポップで華やか、ダイナミックでエネルギー溢れる作風は国内外で人気を呼び、海外のメジャーなオークションでも高い人気を誇っています。
その制作の軸は「ポジティブなエネルギーを作品に宿すこと」。
2011年の東日本大震災以降、その思いは強くなったと言います。色の重なり、少女の存在感も大きくなり、より生命力が感じられる絵になりました。
世界のアーティストランキングでも順位が急上昇。今、波に乗っている作家です。
ロッカクアヤコの代表作品:《Untitled》2020年
彼女らしい自由奔放な色彩の中に、睨みつけるような溌剌とした表情をした少女の姿が見えます。
筆ではなく手で直接絵の具を画面に置くことによって、なまの生命感が画面に残されています。
アクリル、キャンバス
注目すべき 新進気鋭の日本人現代アート若手作家
大和力を世界へ 女性の若手アーティスト小松美羽
かっと見開いた眼、鋭い牙。大胆なタッチで画面いっぱいに広がる異形のものたち。
小松美羽は、いにしえより伝わる神話に登場する神獣など、日本の伝統文化をモチーフとして独自の表現を追求し、特に「狛犬」のモチーフで知られます。
作品の根底にあるのは「大和力」。小松の言う「大和力」とは、いわゆる「日本らしさ」ではありません。さまざまな異なる思想や存在を融合させて、まとめあげる力こそが「大和力」なのだといいます。
また、プロデュースチーム体制を組んで、海外を視野にプロモーションしていることでも注目を集めるアーティストです。
小松美羽の代表作品:《誰しも龍になる》2018年
狛犬とともに、太陽のようにギラギラとした眼を持つ大きな龍が画面中央に聳えています。
他にも鳥をモチーフとした神聖な生き物なども描かれており、日本ならではの自然や動物を神と見立てた独特の世界観が極彩色で表現されています。
キャンバス、アクリル、胡粉
デジタル世界に対峙する絵画を描く 日本の若手作家梅沢和木
1985年生まれの梅沢和木は、今もっとも注目されている若手アーティストのひとり。
インターネット上に散らばるさまざまな既存のキャラクター画像を大量に収集、コピー&ペーストでそれらを再構築し、そこに自ら加筆することで、ある種のカオス的な作品が生み出されます。いわば、デジタル技術によるイラストや画像のコラージュです。
デジタル世界と現実世界を行き来するような梅沢作品は、村上隆や東浩紀らに支持され、注目を集めました。
2011年には震災の瓦礫の写真を作品に組み込むなど、常にネットを通して現実を認識しており、それが仮想空間の中のリアリティという梅沢作品の特徴として現れています。
これまでのアートという枠では捉えきれない作品が、今後どう変化していくのか。そんな興味や期待もまた梅沢和木の魅力となっています。
梅沢和木の代表作品:《画像の粒子 -Twelve Style-》2021年
デジタル画像を拡大することで見えてくる粗さ、画像の粒子。
その「ピクセル」にリアリティを感じる梅沢は、さまざまなデジタル表現の残骸が集積されたカオスな色彩の集まりをプリントする際に微細な凸凹を作り出します。
これまでに描いてきたモチーフが一つの画面に閉じ込められた本作品は、リアルとは、デジタルとは何かといった境界線を曖昧にさせるような存在になっています。
紫外線硬化樹脂(StareReap 2.5プリント)にアクリル
TRiCERA キュレーターおすすめ!
今後注目の日本人若手現代アーティスト5選
沼田侑香は、インターネットが日常的に使用されるデジタルネイティブ世代のアーティスト。
沼田は「現実とデジタル世界の乖離とその未来」を想像し制作しています。現代における時代性、特質、世代の特徴をリサーチした情報をパソコン上で編集、加工したデジタルイメージをアナログな作業によって置き換え、現実世界における次元の超越を図っています。
沼田侑香
1992年生まれ、千葉県出身。2019-2020年ウィーン美術アカデミーに留学。2022年東京芸術大学大学院修了。
2018年O氏記念賞、2019年A-TOM ART AWARD グランプリ受賞。グループ展、個展歴多数。
松村咲希の作品は、複数の技法や色彩を組み合わせることで生まれる、ぶつかり合いや歪みが特徴です。
見たことのない風景をキャンバス上で創造し続ける彼女の活動は、日常生活に飽き飽きした私たちの目に新鮮な感覚を生みます。画家にしかできないこの行為を、生々しい絵具の質感とフラットなデジタルの質感を両立させることによって実現しています。
松村咲希
1993年長野県生まれ
2017年京都造形芸術大学大学院ペインティング領域修了
現在、京都を拠点に制作活動をおこなう
Maoka Uedaは、規則正しく美しい自然の法則を、カートゥーンキャラクターを用いて表現する作家です。
放射線状に広がるキャラクターは、引きと寄りで見た際や、キャンバスの向きによって、様々に表情を変えます。
鑑賞者が頭の中で自由に線を繋げることで見え方が変わり、1 つのものが多方面の解釈によりさまざまな見方ができるように、 絵の中のキャラクターも捉え方によって様々な表情を作り出します。
ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズの Foundation course、 チェルシー・カレッジ・オブ・アーツの Graphic Design and Communication 学科にて、5 年間ロンドンでアート & デザインを学ぶ。
2019年より国内での展示・受賞歴多数。
高屋にとって絵画とは、目の前に存在する捉え得ぬ無限、あるいはその無限に反響した生の時間を、彼女自身の知覚が朽ちる前に保管しておくための媒体です。
存在の背後に潜む深淵を、色彩を通していかに形而下に留めるか。
その探究のために、アーティストは色彩と知覚の実験を繰り返し、平面表現を独自に試行し続けます。
高屋永遠
美術家・画家。WHYNOT主宰。
1992年東京都生まれ。現在、東京を拠点に活動。流麗な線と神秘的な色彩が特徴的な絵画は、空間、時間、存在についての領域横断的な考察に基づき制作される。高屋は絵画を「存在とは何か」を問う形而上学的な探究と位置付けながら、並行して仮想現実上での実験的な描画方法を探求。2019年より、アーティストや美術分野で活動する個人の交流を目的としたアーティストランスペースWHYNOTを主宰。継続的に、美術を通した連帯とコミュニティー形成に取り組む。
奥田雄太は、ロンドンのISTITUTO MARANGONIでファッションデザイナーの学士号を取得後、世界的に有名な日本のファッションブランド「TAKEO KIKUCHI」でファッションデザイナーとして活躍していました。
TAKEO KIKUCHIを退社後、アーティストとしての活動を開始。繊細な線とぼかしで、花や生き物をモチーフにした食物連鎖などの自然の美しさを描いた作品で知られています。
また、生と死、美と槍など、相反するモチーフの組み合わせも主要なテーマとなっています。
2010年、ISTITUTO MARANGONI(イギリス・ロンドン)ファッションデザイン修士課程卒業。
2012年~2016年 ファッションブランド「TAKEO KIKUCHI」にてデザイナーとして活動。
2016年 - 退社後、デザイナーではなくアーティスト「yutaokuda」として活動を再開。
2017年、「yutaokuda」と「月のカエル」によるアートユニット「y u e r u」を結成。
あなたの心を震わせるアートとの出会い
興味のある作品から、自分が好きなものの傾向が見つかったり、数ある作品を見るうちに一目惚れしたり。
あなたの心を震わせる「アート」の力が、ここにあります。
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