必見アーティストの魅力をギュッと3分でお届け
現代社会の課題をグリッチ表現によって揶揄する作家、「清水 伶」の魅力をクイックにお届け。
現在TRiCERA ARTでは、世界126カ国以上から、4,000人を超えるアーティストと約52,000点のアート作品を掲載中です。その中から、今見逃せないアーティストをキュレーターがご紹介いたします。
作家の特徴
ノイズによる対象の客観視効果を構築するアーティスト
- VHSテープにしばしば見られるようなグリッチを絵画で再現することを目指す
- それが生み出すのは、物事をより客観的に眺めるゆっくりとした時間
- 映像表現に精通し、その経験を絵画に再定位する仕事を行なっている
Takashimaya Ohisa
- W 25.00cm x H 33.50cm x D 1.50cm
- #絵画 #油絵
- ¥40,000 +税 (税込¥44,000)
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作品のユニークさ
禁欲的な色彩と、暴力的にデフォルメされた人物たち
- モノクロ映画を思わせるような落ち着いた色彩
- 歴史的な絵画の要素を取り入れながら、自らのスタイルに落とし込む
- 一見謎に見える作品主題も、段々とそれが位置する文脈を見せ始める
Summer Kiss
- W 38.00cm x H 45.50cm x D 2.00cm
- #絵画 #油絵
- ¥80,000 +税 (税込¥88,000)
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キュレーターコメント
同時代的問題意識を持ちながら表現スタイルを貫く作家
- 絵画史、宗教など、様々な主題に対して批判的な精神を持つ
- 「もの」の本質は何なのかという根本的な問いまで鑑賞者を誘う
- 絵の具というメディウム自体が既にノイズなのかもしれない
Edobe
- W 53.00cm x H 80.30cm x D 2.50cm
- #絵画 #油絵
- ¥150,000 +税 (税込¥165,000)
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アーティスト経歴
1976年、東京都生まれ。
2001年より広告やMVのビジュアルアーティストとして活動。
2018年、アーティストとして活動を再開
アーティストコメント:
絵具は、再現を阻むノイズである。
それを用いて描けども、キャンバスへイメージを定着するにはあまりにも作家の意識や手癖が入り込み、写真や映像メディアでのドキュメンタリーに比べると随分と正確性に欠けることになる。つまり、絵具で描かれたものはフィクションであり、疑うべきなのである。
疑え、見つめ直せ、熟考せよ、と訴える絵画は、作家である私ですら信じるなと言っているかもしれない。
個展歴
2022 COUNT DOWN、haco - art brewing gallery、東京
2020年 GLITCH、リグナテラス東京、東京
グループ展歴
2022 IAGアーティストセレクション 2022 池袋海遊派美術展、東京芸術劇場、東京
2022 IAGアーティスト小品展、自由学園明日館、東京
2021 アンデパンダン東京2021、東京都立産業貿易センター、東京
他展示参加多数
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現在、TRiCERA ARTでは、世界126カ国以上の 絵画・写真・彫刻などのアート作品約52,000点掲載中。