必見アーティストの魅力をギュッと3分でお届け
可愛らしくも迷宮的な水彩画を描くベルギーのアーティスト「 Sandro Cocco 」の魅力をクイックにお届け。
現在TRiCERA ARTでは、世界126カ国以上から、4,000人を超えるアーティストと約52,000点のアート作品を掲載中です。その中から、今見逃せないアーティストをキュレーターがご紹介いたします。
作家の特徴
記号的な要素を現実の風景とともに配置する作家
- 手元を見ずにモデルを描く「ブラインドドローイング」から発展
- コミックを学んだ経験から、物語が組み込まれた作品を制作する
- 作家自身は、「ある種の日記のような」絵画と呼ぶ
作品のユニークさ
「自動筆記(Écriture Automatique)」を活かしたスタイル
- 人物の頭部や生き物・星などの意味深な要素を組み合わせている
- 漫画のコマ割りをも画面に取り込んでいる
- 絵画の背後にある物語を想像させるような表現
キュレーターコメント
淡い色合いの可愛らしさと、謎の物語を兼ね備えた絵画
- 想像上の室内風景は、誰もが自分事として作品を眺める入り口になる
- 平面性と立体性が錯綜するような空間表現が特徴的
- 対象の漫画的記号化と水彩の色味の組み合わせによって生まれる物語
アーティスト経歴
1973年 ベルギーのアントワープ生まれ。イタリア系の父とベルギー人の母を持つ
1994年〜1998年 Karel de Grote college(ベルギー、アントワープ)にて絵画を学ぶ
2001〜2003年 Saint-Luke's Academy(ベルギー、ゲント)にてコミックとイラストレーションを学ぶ
個展歴
2018年 'Welcome to Wallonia', ロシュフォール(フランス)
2017年 'Imaginary Rooms', ロシュフォール(フランス)
2017年 drawings, Art University, ナミュール(ベルギー)
他展示参加多数
グループ展歴
2020年 'Mouvement #6', Cultural Center, ロシュフォール(フランス)
2006年 Fabric of Culture, ロンセ(ベルギー)
2005年 Art Week, ロンセ(ベルギー)
他展示参加多数
Sandro Coccoの作家ページはこちらから
現在、TRiCERA ARTでは、世界126カ国以上の
絵画・写真・彫刻などのアート作品約52,000点掲載中。