TRiCERA ARTにアーティストとして参加された方を紹介しインタビュー後に紹介いただいた別のアーティストを紹介していく企画
ARTIST CONNECTについて
本企画は、最近TRiCERA ARTに参加された方へインタビューを行い、お話の最後に、まだTRiCERA ARTを知らない人から既にTRiCERA ARTに参加されている人も含めて、知っているアーティストを紹介していただく不定期企画。
今回はgorioshi_densetsuさんとお話をさせていただきました。
gorioshi_densetsuさんと作品について教えてください。
「ごりおし伝説」としてアーティスト活動を始めたのは2014年で、当時は学生でした。
もともと感情表現が苦手で、愚痴も言えないタイプだったんですが、口に出すとわがままと思われてしまうようなこと、文字にすると言えないようなことも、絵にすれば自由に表現することができるように感じるんです。
女の子は描いてて楽しいし、かわいいモチーフが好きなので入れやすいです。いつもペンとノートを持ち歩いて、描きたい時に描いています。特に、寝る前とか、自分の中で一悶着あって落ち着いた後とかに、もやもやした気持ちを書きたくなります。
昔は「吐き出したい」気持ちが強かったけど、今は「残しておきたい」という気持ち。
過去の絵を見たりすると、その時の気持ちを思い出すことができるんですよね。
デジタルではなく、アナログで描いています。ボールペンの線の感じが好きです。色がまだらに出るボールペンを使ったりすると、予想ができなくて面白い。あとは、水彩鉛筆や色鉛筆を使ったりします。色は蛍光ピンクが好きです。飽き性で、描いてるうちに色んな色を足したくなって気がついたらカラフルになっています。
gorioshi_densetsuさんの作品一覧はこちら
タイトル:だれかの目を通して、初めて自分の輪郭が見えた気がした。
“福音がきこえた気がしたときの絵。少女の瞳が鏡のように反射して覗き込んだものを映し出している。自分では気がつけない自分という存在を改めて確認させてくれるような素敵な作品である。”
タイトル:本の森
“本の好きなところ、読書する時間について、を描いたもの。カラフルなディテールに作者の思いが文字としても表現されている。異なる状況での描写がまるで迷路のようであり、見るたびに新しい世界を見せてくれる。”
今後挑戦してみたいことはありますか。
最近は、写真の上に描いてみること、動画を作ってみることに挑戦しました。デジタルツールなども活用して新しい表現も試しているところです。あとは、「本の森」のように、一人を中心に描くというよりも、作品の中に物語が散らばっているような作品も積極的に作っていきたいと考えています。
TRiCERA ARTに参加しようと思ったきっかけはなんですか。
TRiCERAについてはいちごもちさんから連絡をもらって初めて知りました。
登録後、固定費用などなく使用できたり、アーティストがアクセスできるマイページがあったりアーティストの人が活動しやすいサービスだと思いました。