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  • CURATOR’s EYE
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作品とアーティストの心の距離-ドローイングの魅力をめぐって

2020/08/18
Shinzo Okuoka

 美術にまつわる言葉は膨大な上に、定義の境界が不明瞭である。

 ドローイングやその周辺の言葉は特にその傾向を如実に表しているのではなかろうか。

 ドローイングは「線画」と訳される。つまり、単色の鉛筆やペン、木炭などで線を引くという行為に重きをおいて描かれた絵を指す。フランス語ではデッサンに当たるドローイングであるが、異なる点を挙げるならばドローイング作品は歴とした作品でも捉えられるということだ。デッサンが対象を正確に描き写すことに念頭が置かれ、絵の練習的側面が前面に押し出されるのに対し、ドローイングは表現の要素が強い。

 美術館でもアーティストの技術的・観念的創造プロセスの一旦が垣間見えることから展示されているドローイング。本記事ではドローイング作品10点を紹介し、是非アーティストの本性を探ってほしい。

MATSUMOTO SAYAKA

gunung-drawing#4
42.4 x 34.8 cm
gunning-stroke#14
30 x 30 cm

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沼田愛実/Aimi Numata

Drawing~Composition~
52.3 x 41 cm
Drawing~Hourglass~
41.3 x 32.2 cm

 

ボウル太郎/Bowl Taro

Sorrow
36.7 x 27 cm
Enjoy Travel
36.7 x 27 cm

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Takashi Fujita

裸婦 #1
52.5 x 41 cm
Door
41 x 52.5 cm

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マーティン・ゼイナー/Martin Zeihner

Ohne Title 14G43
33.8 x 24.8 cm
Nackte Person
33.8 x 24.8 cm

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著者

Shinzo Okuoka